睡眠時無呼吸症候群
車の運転中に強い眠気に襲われたり、日中すぐに居眠りしてしまうなどの症状は睡眠時無呼吸症候群(SAHS)の場合が多く、夜間の睡眠中に頻回に呼吸が停止して動脈の酸素濃度の低下が起こり、狭心症、発作性心房細動、心不全などの循環器疾患の発症にも関与しています。SAHSは入院して詳しく検査を行わなければ確定診断できない症例もありますが、多くは終夜睡眠ポリグラフィー(携帯用装置使用)により外来で手軽に検査が受けられます。
●睡眠時無呼吸症候群が招く合併症
睡眠時無呼吸症候群ではない人に比べると
○高血圧の危険性は2倍
○冠動脈疾患の危険性は3倍
○脳血管障害の危険性は4倍
○心筋梗塞の危険性は4倍
○交通事故をおこす危険性は7倍
と言われております。
▲このページのトップへ |